あなたは「世界的に見て、日本人の睡眠時間は短い!」と危機感を煽る人たちによって、効果的に睡眠をとることが難しくなる“間違った知識”を入れられてしまっています。厚生労働省も、明確に「時間ではない」、「◯◯時間眠りたい!」と目標を立てないでください”と、と注意喚起したりしているにも関わらず…
もし、あなたが彼らから間違った情報を刷り込まれているなら、下図の「睡眠による身体の回復状況」の比較を見ると、あなたを正しい睡眠へと導いてくれるでしょう。
どちらの睡眠が良い?
下図に表示された折れ線は、「身体の回復状況」を示すものです。
“パターン:A”は、安眠の妨げになるものを取り除かない状態で眠りしました。“パターン:B”は、安眠の妨げになるものを取り除いた状態で眠りました。
この違いを、あなたは、どう感じますか?
ある測定機器を使うと、スマートフォンの充電状況のように、あなたの身体が「◯%回復しているか」が数値で分かります。これらは、同一人物の測定結果ですが、明らかに睡眠による身体の回復状況が違っています。
“パターン:B”のほうが、急速に回復しているのが分かります。ですが、不思議なことに、“パターン:B”は睡眠時間が約6.5時間と、回復が乏しい“パターン:A”よりも「1.5時間以上」も短いのです。
裏を返すと、“パターン:A”は睡眠時間を多く確保しているにも関わらず、たいして身体が回復していないということです。
あくまでも、1名の例ではありますが、、、
睡眠時間が長い=良い睡眠ではない
これを見ると「睡眠時間が長い=良い睡眠ではない」ことが一目瞭然でしょう。
あなたにとって、理想の睡眠状態はどちらでしょうか?どちらであれば、寝起きがスッキリし、日中イキイキと過ごせるでしょうか?
もう一度、断っておきますが、これは同一人物の結果です。
- パターン.A:安眠の妨げになるものを取り除かない状態で眠る
- パターン.B:安眠の妨げになるものを取り除いた状態で眠る
このように、厚生労働省が推奨する通り、安眠を妨げる原因を取り除くかどうかで、ここまで睡眠による身体の回復が変わります。
でも、なぜこんなにも違いが起きるのでしょうか?それには…
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